「Oops LOVEは国内承認薬だけを扱うというが、料金や診察の実態はどうなのか」——スタイリッシュなブランド設計で若い世代に支持される一方、判断材料は意外と知られていません。Weblioケア編集部が、Oops LOVEの公式サイトを直接確認し、料金、取り扱う薬の範囲、診察方式、そして公式が開示している初診の処方制限までを整理しました。数値はすべて税込で、2026年7月27日時点の公式表示に基づいています。
Oops LOVEのED治療の特徴|国内承認薬のみ・診察料0円・1錠から購入できる
Oops LOVE(ウープス ラブ)は、株式会社SQUIZ(代表 平野巴章/東京都渋谷区代々木)が運営するオンライン診療サービスです。ED治療のほかAGA、ピル処方、こころの悩みなど13の領域をブランド展開しており、診察は提携する医療機関の医師が担当します。
他院と比べたときの特徴は、次の3点です。
- 国内承認薬のみを扱うと明言している:公式サイトに「安価な未承認薬は提供していません」「日本で製造された正規薬のみを取り扱っています」と明記されています。
- 1錠から購入できる:1〜9錠までは1錠単位で購入でき、まず1回だけ試すことが可能です。
- 初診の処方制限を公式が開示している:後述しますが、これは主要院のなかでも珍しい対応です。
Oops LOVEが扱うED治療薬は2種類
取り扱いは、目的別に名前を付けた2種類です。
| 商品名 | 成分 | 飲むタイミング | 作用時間 | 食事の影響 |
|---|---|---|---|---|
| MILD|36H | タダラフィル20mg(シアリスのジェネリック) | 30分〜1時間前 | 24〜36時間 | 受けにくい |
| SPEED|4H | シルデナフィル50mg(バイアグラのジェネリック) | 30分前 | 4〜8時間 | 受けやすい |
バルデナフィル(レビトラ系)とアバナフィル(ステンドラ系)の取り扱いはありません。選択肢を絞ることで迷わせない設計ですが、立ち上がりの早さを重視してアバナフィルを希望する場合や、複数の成分を比較したい場合は、取り扱いのある院を選ぶ必要があります。
Oops LOVEのED治療薬の料金|1錠589円から
費用は薬代と送料550円で、診察料は無料です。錠数が増えるほど単価が下がります。
| 錠数 | SPEED(シルデナフィル50mg) | MILD(タダラフィル20mg) |
|---|---|---|
| 1錠(1〜9錠まで可) | 1,221円 | 1,738円 |
| 10錠セット | 1,045円(10,450円) | 1,210円(12,100円) |
| 20錠セット | 825円(16,500円) | 1,078円(21,560円) |
| 30錠セット | 748円(22,440円) | 1,023円(30,690円) |
| 100錠セット | 589円(58,850円) | 803円(80,300円) |
最安はシルデナフィル50mgの100錠セットで1錠589円、総額58,850円です。いずれも送料550円が別途かかります。
Oops LOVEのトライアルセット|2種類を2,420円で試せる
どちらの薬が合うか分からない段階では、2種類のED薬を1錠ずつ試せるトライアルセットが2錠2,420円で用意されています。バラで1錠ずつ買うと1,221円+1,738円で2,959円になるため、両方を試すならトライアルのほうが539円安くなります。これに送料550円を加えた2,970円が初回の総額です。
Oops LOVEの料金は国内承認薬としての水準で見る
1錠589円という単価は、最安級の院(245〜255円)と比べると高く見えます。ただしそれらの最安値は海外製の未承認薬であることが多く、重篤な副作用が出た場合に医薬品副作用被害救済制度の対象外になります。
Oops LOVEは国内承認薬のみを扱うと明言しているため、比較するなら同じ条件の院と並べる必要があります。国内承認薬どうしで見ると、クリニックフォアが335円(シルデナフィル25mg・30錠)、DMMが314円(国内製シルデナフィル25mg・100錠)で、用量が異なる点に注意が必要です。Oops LOVEの589円は50mgの単価なので、25mgの単価と単純比較すると割高に見えます。料金の考え方はED治療の費用・料金相場の記事で解説しています。
Oops LOVEは初診の処方制限を公式に明記している
編集部が主要院を確認したなかで、初診で処方できる日数を具体的に公表しているのはOops LOVEだけでした。公式サイトには、厚生労働省のオンライン診療のガイドラインに準拠するとして、次の方針が明記されています。
- 基礎疾患等の情報が把握できていない場合、初診では原則7日分までの処方
- 数日服用し、今後の服用が問題ないと再診で医師が判断した場合に8日以上の長期処方が可能になる
- 過去の内服歴などから医師が問題ないと判断した場合は、初診から長期処方となることがある
つまり最安の100錠セットは、原則として初回では購入できません。他院ではこの制限が明示されないまま最安値だけが訴求されていることが多いため、事前に条件が分かる点は利用者にとって親切な設計といえます。
Oops LOVEのED治療の口コミ・評判
Oops LOVEについては、出典を確認できる第三者の口コミが見当たりませんでした。実店舗の外来を持たないため、Googleマップに医療機関としての事業者プロフィールが存在しないのが理由です。競合の比較サイトでも、口コミを調査したが見つからなかったと明記しているものがあります。
口コミの代わりに確認できるOops LOVEの開示情報
一方でOops LOVEは、判断材料になる情報を他院より詳しく開示しています。
- 診察を担当する医師9名を実名で掲載:それぞれの専門領域や診療歴、診察で大切にしていることがコメント付きで公開されています。ただし診察時に医師の指名はできません。
- 監修医師2名の詳細な経歴を開示:佐藤明男医師(医療法人TMC理事長・北里大学医学部形成外科客員教授)、栁澤正之医師(東京メモリアルクリニック院長・慶應義塾大学医学部形成外科学特任助教)の学歴・資格・所属学会まで記載されています。
- 運営会社の情報が明記:株式会社SQUIZ、代表者名、所在地、電話番号(03-4405-3013)まで公開されています。
- 利用者層を数値で開示:利用ユーザーの約70%が20〜30代(2021年3月時点)としています。
検証可能な口コミがない場合は、こうした開示情報を判断材料にするのが現実的です。口コミの読み方はED治療オンライン診療の口コミ・評判の記事にまとめています。
Oops LOVEの診察は電話かビデオ通話か|公式サイトの表記に注意
受診前に確認しておきたい点があります。Oops LOVEの公式サイトでは、診察方式の記載が箇所によって異なっています。
| 掲載箇所 | 記載内容 |
|---|---|
| お薬受け取りまでの流れ(見出し) | 医師が電話で診察 |
| 同ページの注記 | ※2 診察はビデオ通話にて行います |
| よくあるご質問 | かかってきた電話に出られなかった場合は自動キャンセル |
| 医師のコメント | 「電話の通話だからこそ相談しやすい」「電話での診察だからこそ」 |
2026年4月に施行された改正医療法では、オンライン診療は映像及び音声の送受信により、医師と遠隔の地にある患者が相手の状態を相互に認識しながら通話することが可能な方法による診療と定義されました。音声のみの電話診療は、この定義に該当しません。
注記にはビデオ通話と書かれている一方、流れの説明・FAQ・医師コメントはいずれも電話を前提としています。実際にどちらの方式で行われるかは、予約前にLINEで確認しておくことをおすすめします。オンライン診療の受診方式についてはED治療は何科?病院の選び方の記事で解説しています。
Oops LOVEのED治療の流れ|LINEで完結する
Oops LOVEの予約から薬の到着まで
- LINEで友だち登録:専用アプリのインストールは不要です。
- 問診と予約日時の入力:LINE上で問診票に回答し、希望日時を選びます。過去のカルテ等の提示を求められる場合があります。
- 医師の診察:診療時間は5分程度です。
- 最短翌日にポスト投函:診療後、即日発送されます。医師の診察により薬が処方された場合に限ります。
ED治療薬は狭心症などで使われる硝酸薬との併用が禁忌です。公式サイトも、ED治療薬はもともと血圧を下げるために作られた薬であり、硝酸薬との併用は血圧が下がりすぎるため避けるよう説明しています。服用中の薬は問診で正確に申告してください。
なお、指定した時間に医師からの連絡を受けられなかった場合、複数回の呼び出しの後に自動的にキャンセルとなり、再度の予約が必要になります。予約時間は確実に対応できる時間帯を選びましょう。
Oops LOVEのED治療のメリット・デメリット
Oops LOVEのED治療のメリット
- 国内承認薬のみを扱うと明言している:救済制度の対象になる薬で治療を受けられます
- 初診の処方制限を公式に開示している:主要院で唯一、初回に何日分まで処方されるかが事前に分かります
- 1錠から購入できる:1〜9錠は1錠単位で、まず1回だけ試せます
- トライアルセットが2,420円:2種類を1錠ずつ試せ、バラで買うより539円安くなります
- 診察料が無料:かかるのは薬代と送料550円のみです
- 診察医9名と監修医2名を実名・経歴つきで開示:透明性は主要院のなかでも高い水準です
- LINEで完結する:専用アプリのインストールが不要です
Oops LOVEのED治療のデメリット・注意点
- 取り扱うED薬は2種類だけ:バルデナフィル・アバナフィルはありません
- 1錠単価は高め:最安589円は50mgの100錠時で、他院の25mgの単価と比べると割高に見えます
- 公式サイトで診察方式の記載が食い違っている:電話とビデオ通話の両方の記載があります
- 最安の100錠は初診では原則購入できない:初回は原則7日分までです
- 対面診療に切り替えられない:実店舗の外来を持ちません
- 検証可能な第三者の口コミがない:Googleマップに医院プロフィールが存在しません
- 医師の指名ができない:担当医は選べません
- 予約時間に連絡を受けられないと自動キャンセル:再予約が必要になります
副作用としては、血管拡張作用による顔のほてり、鼻詰まり、動悸が挙げられています。公式サイトは、症状には個人差があるものの通常は数時間で収まると説明しています。
Oops LOVEのED治療に関するよくある質問
Oops LOVEは本当に国内承認薬だけですか?
公式サイトに「安価な海外製未承認薬は処方しておらず、国内承認薬のみ処方しています」と明記されています。海外未承認薬は重篤な副作用が出た場合に医薬品副作用被害救済制度の対象外となるため、この点を重視する方には選びやすい設計です。
Oops LOVEは初回から100錠まとめ買いできますか?
原則できません。公式サイトが厚生労働省のガイドラインに準拠すると明記しており、基礎疾患等の情報が把握できていない場合、初診では原則7日分までの処方となります。数日服用したうえで再診の医師が問題ないと判断すれば、8日以上の長期処方が可能になります。
Oops LOVEの診察は顔を映す必要がありますか?
公式サイトの記載が箇所によって異なり、流れの説明では電話、注記ではビデオ通話とされています。2026年4月施行の改正医療法ではオンライン診療が映像及び音声による診療と定義されているため、実際の方式は予約前にLINEで確認することをおすすめします。
Oops LOVEとDMMオンラインクリニックはどちらが安いですか?
1錠単価はDMMが安く、海外製シルデナフィル30mgの100錠で255円です。Oops LOVEは50mgの100錠で589円ですが、用量が異なるうえ、DMMの最安は海外製で救済制度の対象外です。国内承認薬どうしで比べると、DMMの国内製シルデナフィル25mgが100錠で314円になります。条件を揃えた比較はED治療のオンライン診療おすすめ比較で確認できます。
Oops LOVEのED治療は保険が使えますか?
使えません。保険適用外の自由診療で、費用は全額自己負担です。詳しくはED治療に保険は使える?の記事をご覧ください。
まとめ|Oops LOVEのED治療が向いている人
Oops LOVEのED治療は、国内承認薬のみを扱うと明言している点、初診の処方制限を具体的に公開している点、診察医と監修医を実名・経歴つきで開示している点で、情報の透明性が主要院のなかでも高い水準にあります。1錠から購入でき、2種類を試せるトライアルが2,420円という手軽さも、初めての方には利点です。
一方で、扱うED薬が2種類に限られること、1錠単価が最安級の院より高いこと、公式サイト内で診察方式の記載が食い違っていることは、事前に理解しておく必要があります。
価格よりも安全性と情報開示を重視する人、まず1錠だけ試したい人に向いたサービスです。成分を幅広く比較したい場合や単価を最優先する場合は、他院と並べて検討することをおすすめします。他院との条件の違いはED治療のオンライン診療おすすめ比較の比較表で確認してください。
参照情報
- Oops LOVE「ED診療、ぜんぶオンラインで。」「運営会社」(2026年7月27日確認)
- 日本性機能学会/日本泌尿器科学会「男性性機能障害診療ガイドライン2025年版」(2018年刊『ED診療ガイドライン第3版』の後継)
- 医薬品医療機器総合機構(PMDA)「医薬品副作用被害救済制度」
- 厚生労働省「オンライン診療について(国民・患者の皆様へ)」/「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(平成30年3月・令和8年4月改訂)

