「フィットクリニックのED治療は1錠290円と安いが、どんな条件なのか」——笹塚に実店舗を構えながら全国にオンライン診療を提供するクリニックです。Weblioケア編集部が、公式サイトの料金ページを直接確認し、5種類の治療薬の料金、国産と海外製の違い、見落としやすいキャンセル料の条件、そしてGoogleマップの口コミまでを整理しました。数値はすべて税込で、2026年7月27日時点(料金ページ更新日2026年4月10日)の公式表示に基づいています。
フィットクリニックのED治療の特徴|ED薬5種類・診察料無料・笹塚で対面も可能
フィットクリニックは、一般社団法人メディカルフィットが運営する渋谷笹塚院を拠点とするクリニックです。厚生労働省の医療情報ネットにも、内科・産婦人科・皮膚科・美容皮膚科・泌尿器科を標榜する医療機関として登録されています。公式サイトは瀬戸川武仁理事長と服部圭太院長の監修のもとで運営されています。
他院と比べたときの特徴は、次の3点です。
- ED治療薬を5種類扱う:バイアグラ・レビトラ・シアリスの定番3種に加え、ステンドラ(アバナフィル)とザイデナ(ウデナフィル)まで揃えています。主要院のなかでも最多クラスです。
- 錠数別の単価を公式に開示している:全薬剤について1錠・10錠・20錠・30錠(一部100錠)の単価が明記され、料金ページに更新日も記載されています。
- 笹塚で対面診療も受けられる:京王線笹塚駅から徒歩2分で、予約なしで受診できます。オンラインで不安が残った場合の選択肢になります。
フィットクリニックが扱うED治療薬5種類
ザイデナ(ウデナフィル)は韓国で開発されたED治療薬で、国内の主要オンラインクリニックではほとんど扱いがありません。選択肢の幅という点では、フィットクリニックが群を抜いています。
フィットクリニックのED治療薬の料金|1錠290円から
費用は薬代と送料385円〜で、診察料は無料です。1万円以上の処方で送料が無料になります(代引きは対象外)。
フィットクリニックのED治療薬の1錠単価一覧
| 薬剤 | 国産/海外 | 最安単価 | 10錠 | 1錠 |
|---|---|---|---|---|
| シルデナフィル25mg | 国産GE | 290円(100錠) | 340円 | 360円 |
| タダラフィル10mg | 海外GE | 500円(30錠) | 650円 | 700円 |
| シルデナフィル50mg | 海外GE | 500円(30錠) | 600円 | 700円 |
| タダラフィル20mg | 海外GE | 600円(30錠) | 750円 | 900円 |
| バルデナフィル10mg | 海外GE | 650円(30錠) | 850円 | 900円 |
| シルデナフィル100mg | 海外GE | 750円(30錠) | 900円 | 1,000円 |
| バルデナフィル20mg | 海外GE | 750円(30錠) | 950円 | 1,100円 |
| アバナフィル100mg | 海外GE | 800円(30錠) | 1,100円 | 1,200円 |
| ウデナフィル100mg | 海外GE | 800円(30錠) | 1,100円 | 1,200円 |
最安は国産ジェネリックのシルデナフィル25mgで、100錠まとめ買い時に1錠290円(総額29,000円)です。1万円を超えるため送料も無料になります。
フィットクリニックで国産なのはシルデナフィル25mgだけ
ここは受診前に理解しておく必要があります。フィットクリニックで国産ジェネリックとして提供されているのは、シルデナフィル25mgのみです。それ以外のシルデナフィル50mg・100mg、バルデナフィル、タダラフィル、アバナフィル、ウデナフィルは、すべて海外ジェネリックです。
公式サイトは海外医薬品について、厚生労働省地方厚生局から正式に輸入許可を得た製薬メーカー正規品であり、成分鑑定も実施していると説明しています。そのうえで、海外医薬品は厚労省の承認薬ではないため、重篤な薬害が生じた場合に医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性があることも自ら明記しています。この点を隠さず開示している姿勢は評価できます。
救済制度の対象になる国内承認薬で治療したい場合は、選択肢がシルデナフィル25mgに限られる点に注意してください。国内承認薬と海外未承認薬の違いはED治療の費用・料金相場の記事で解説しています。
フィットクリニックは診察後のキャンセルに3,000円かかる
編集部が主要院を確認したなかで、フィットクリニック特有の条件が見つかりました。公式サイトの料金ページに、次のとおり明記されています。
- 基本的に診察料は無料
- 医師の診察終了後に自己判断でキャンセルした場合は診察料3,000円がかかる
- 医師の診察の結果、処方ができないと判断された場合は診察料はかからない
つまり、診察を受けたうえで「やはり価格が高いのでやめる」と自分で決めた場合には、3,000円が発生します。診察料無料という表示だけを見て受診すると、想定外の請求になり得ます。金額や薬の種類は、診察前に料金ページで確認しておくことをおすすめします。
フィットクリニックのED治療の口コミ・評判
編集部は、フィットクリニック渋谷笹塚院に寄せられたGoogleマップの投稿5件を収集しました。星5が4件、星1が1件で、平均は4.2です。出典URLと投稿者情報がすべて確認できる実データです。
フィットクリニックの口コミで評価されている点
星5の投稿では、次の点が評価されていました。
- 予約時間より前でも対応してもらえた、受付の説明が丁寧だったという声
- 待ち時間がなく、診察が早く丁寧で、その場で処方されるという対面診療の利便性
- 医師とスタッフが親身に悩みを聞いてくれたという評価
このうち1件はED治療に関するもので、処方された薬が合ったという内容でした。これまで編集部が確認した主要院のなかで、ED治療について出典を確認できる口コミが取得できたのはフィットクリニックが初めてです。実店舗を持つ院ならではの強みといえます。
低評価の口コミから読み取れること
星1の投稿は、アバナフィル(ステンドラのジェネリック)が効かなかったという内容でした。ただしこの投稿には、3人で共同購入して分け合ったという記載が含まれています。
処方薬は、医師が診察した本人に対してのみ処方されるものです。診察を受けていない他人が服用した場合、その人に合う薬かどうか、禁忌にあたる持病や併用薬がないかを医師が確認できていません。効果が出ないだけでなく、安全面でも問題があります。クリニック側が共同購入について注意したのは、医療機関として当然の対応です。
この事例は、低評価の口コミであっても、その背景まで読まないと判断を誤ることを示しています。星の数や結論だけでなく、どういう使い方をした結果なのかを確認することが大切です。口コミの読み方はED治療オンライン診療の口コミ・評判の記事にまとめています。
なお、この5件は1拠点あたり上位5件までというGoogleマップの仕様による抽出で、全体の縮図ではない点にもご留意ください。
フィットクリニックの早漏治療とメンズヘルス
フィットクリニックは、ED治療薬のほかに早漏治療薬とメンズヘルス向けの薬剤を扱っています。
| 薬剤 | 最安単価 | 1錠・1本 |
|---|---|---|
| ダポキセチン30mg(早漏防止) | 550円(30錠) | 900円 |
| MEGAMAXスプレー(外用) | 2,800円/本(3本) | 3,500円 |
| デイリータダラフィル(毎日服用) | 3,000円/月(6ヶ月ごと) | 4,950円(1ヶ月のみ) |
| スタミナイズRX(ED補助サプリ) | 3,200円/月(3ヶ月分) | 4,000円(1ヶ月分) |
デイリータダラフィルは低用量のタダラフィルを毎日服用するもので、性行為のたびに服用するタイミングを気にせずに済みます。なお公式サイトは、排尿障害の改善を目的とした低用量タダラフィルの処方は行っていないと明記しています。前立腺肥大症の治療を希望する場合は対象外です。
MEGAMAXスプレーは外用の早漏防止薬で、10mlで約30回分の使用が可能とされています。内服薬に抵抗がある場合の選択肢になります。
フィットクリニックのED治療の流れ|オンラインと対面の両方から選べる
フィットクリニックのオンライン診療の流れ
アフターピル以外の診療科目はオンライン診療に対応しています。診察は約10分で、薬の到着は離島を除き最短翌日〜3日です。
ただし公式の料金ページには、オンライン診療の具体的な通話方式が記載されていません。第三者の比較サイトでは音声通話のみで顔出し不要とされていますが、2026年4月に施行された改正医療法では、オンライン診療は映像及び音声の送受信により相手の状態を相互に認識しながら通話することが可能な方法による診療と定義されています。実際にどの方式で行われるかは、予約前にクリニックへ確認することをおすすめします。受診方式についてはED治療は何科?病院の選び方の記事で解説しています。
フィットクリニックの対面診療
笹塚駅から徒歩2分の渋谷笹塚院で、予約なしで受診できます。診療時間は平日・土曜が10:00〜20:00、日曜・祝日が10:00〜18:00で、年中無休です。仕事帰りに立ち寄れる時間帯まで開いています。
ED治療薬は狭心症などで使われる硝酸薬との併用が禁忌です。持病や服用中の薬は、オンラインでも対面でも問診で正確に伝えてください。
フィットクリニックの支払い方法
現金払い、銀行振込、コンビニ払い、クレジットカードから選べます。オンライン診療の場合はVISA・Master・JCB・Diners・AMEXが利用でき、支払いは1回払いのみです。オンラインポイントの制度も用意されています。
フィットクリニックのED治療のメリット・デメリット
フィットクリニックのED治療のメリット
- ED治療薬が5種類:ザイデナ(ウデナフィル)まで扱う院は他にほとんどありません
- 最安290円が国産ジェネリック:救済制度の対象となる薬で最安値を実現しています
- 錠数別の単価を全薬剤で開示:料金ページに更新日も明記され、比較しやすい構成です
- 笹塚で対面診療も受けられる:予約不要・年中無休で、オンラインから切り替えられます
- 診察料が無料:処方できないと判断された場合も費用はかかりません
- 1万円以上の処方で送料無料:まとめ買いなら実質送料ゼロです
- 海外医薬品のリスクを自ら開示している:救済制度の対象外となる可能性を明記しています
フィットクリニックのED治療のデメリット・注意点
- 診察後に自己都合でキャンセルすると3,000円:主要院のなかで唯一の条件です
- 国産はシルデナフィル25mgのみ:他の8種類はすべて海外ジェネリックです
- 公式サイトに診察の通話方式の記載がない:予約前の確認が必要です
- 最安の100錠は初診では購入できない可能性がある:オンライン診療の指針により、初診では8日分以上の処方が原則行われません
- 対面拠点は笹塚1院のみ:遠方の方は実質オンライン専用になります
- 排尿障害目的の低用量タダラフィルは処方されない
フィットクリニックのED治療に関するよくある質問
フィットクリニックの診察料は本当に無料ですか?
診察を受けて処方に進む場合、また医師が処方できないと判断した場合は無料です。ただし診察が終わったあとに自己判断でキャンセルすると、診察料3,000円がかかります。受診前に料金ページで金額を確認しておくことをおすすめします。
フィットクリニックのED治療薬は国産ですか?
国産ジェネリックはシルデナフィル25mgのみです。その他の薬剤はすべて海外ジェネリックで、公式サイトは厚生局から輸入許可を得た製薬メーカー正規品であり成分鑑定も実施していると説明しています。ただし国内未承認のため、重篤な副作用が生じた場合に医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性がある旨も明記されています。
フィットクリニックのザイデナとはどんな薬ですか?
ウデナフィルを有効成分とするED治療薬のジェネリックです。国内のオンライン診療で扱う院はほとんどなく、他の薬で十分な効果を感じられなかった場合の選択肢になります。料金はアバナフィル(ステンドラ)と同じく、30錠で1錠800円からです。
フィットクリニックとDMMオンラインクリニックはどちらが安いですか?
1錠単価はDMMが安く、海外製シルデナフィル30mgの100錠で255円です。フィットクリニックの最安は国産シルデナフィル25mgの100錠で290円ですが、こちらは国内承認薬で救済制度の対象になります。DMMの国内製シルデナフィル25mgは100錠で314円なので、国内承認薬どうしで比べるとフィットクリニックのほうが安くなります。条件を揃えた比較はED治療のオンライン診療おすすめ比較で確認できます。
フィットクリニックのED治療は保険が使えますか?
使えません。保険適用外の自由診療で、費用は全額自己負担です。詳しくはED治療に保険は使える?の記事をご覧ください。
まとめ|フィットクリニックのED治療が向いている人
フィットクリニックのED治療は、ED治療薬5種類という選択肢の広さ、国内承認薬で1錠290円という最安値、笹塚での対面診療への切り替えが可能な点が強みです。全薬剤の錠数別単価を更新日つきで公開しており、料金の透明性も高い水準にあります。
一方で、国産はシルデナフィル25mgのみで他はすべて海外ジェネリックであること、診察後に自己都合でキャンセルすると3,000円がかかることは、事前に理解しておく必要があります。公式サイトに診察の通話方式が記載されていない点も、予約前に確認したい項目です。
国内承認薬で費用を抑えたい人、他の薬で効果が得られず選択肢を広げたい人、対面診療も視野に入れたい人に向いたクリニックです。他院との条件の違いはED治療のオンライン診療おすすめ比較の比較表で確認してください。
参照情報
- フィットクリニック「料金」(2026年7月27日確認/ページ更新日2026年4月10日)
- 厚生労働省「医療情報ネット」フィットクリニック渋谷笹塚院
- 口コミ:Googleマップ(フィットクリニック渋谷笹塚院・5件/2026年7月9日取得)
- 日本性機能学会/日本泌尿器科学会「男性性機能障害診療ガイドライン2025年版」(2018年刊『ED診療ガイドライン第3版』の後継)
- 医薬品医療機器総合機構(PMDA)「医薬品副作用被害救済制度」
- 厚生労働省「オンライン診療について(国民・患者の皆様へ)」/「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(平成30年3月・令和8年4月改訂)

