横浜の睡眠外来・心療内科おすすめ8院 当日行ける院と、薬を使わず保険で治す方法

※この記事は広告を含みます。掲載している料金は各院の公式サイトで確認したものです。

不眠症で受診先を探すとき、多くの人は「不眠症を診てくれるか」を確認します。ところが横浜の8院を読み比べてみると、差がついていたのはそこではありませんでした。何を診ないかを書いているかどうかで、院の性格がはっきり分かれていました。

そしてもう1つ。横浜には、睡眠薬を使わない不眠治療を保険で受けられる院があります。9週間のプログラムで、3割負担なら自己負担は約7,650円です。

この記事では、横浜駅・桜木町駅の徒歩圏にある8院について、診る範囲の線引き、当日の初診が取れるか、夜間・日曜の診療、費用までを整理します。掲載数を増やすことは目的にしていません。1院ずつ確認した内容だけを書いています。

目次

横浜の睡眠外来・不眠症クリニックおすすめ8院一覧【2026年9月】

2026年9月時点で、各院の公式サイトに記載されている内容です。

院名(最寄り) 電話番号 初診・予約 診療時間・休診日 年齢条件
横浜こころとねむりのクリニック
横浜駅 徒歩3分
掲載なし(WEB予約) 24時間WEB予約
診断書は最短即日発行
10:00〜14:00/15:30〜20:00
休診日なし(土日祝も20時まで)
18歳未満は不可
よりそいメンタルクリニック
横浜駅西口 徒歩2分
045-577-9550 当日予約OK
24時間WEB・LINE予約
転院は紹介状が必要な場合あり
10:00〜14:00/15:00〜19:00
土曜も診療、日曜は隔週
記載なし
こころのクリニック横浜駅
横浜駅みなみ西口 徒歩1分
045-290-3388 24時間WEB予約
当日枠あり(空き状況をサイトに表示)
10:00〜13:00/14:30〜19:00
月曜は20:00まで、土曜9:00〜13:00/14:30〜17:00
火・日・祝が休診
18歳以上
あおぞらクリニック
横浜駅西口 徒歩5分
045-323-6636 WEB・LINE・電話 10:00〜13:00/14:00〜19:00
土曜午後は17:00まで
月・日・祝が休診
原則12歳以上
横浜東口メンタルクリニック
横浜駅東口 徒歩6分/新高島駅 徒歩1分
045-662-3300 完全予約制
治療用アプリMedcleを保険で処方
10:00〜13:00/15:00〜19:00
土曜は第1・3・5週のみ9:00〜13:00
第2・4土曜・日祝が休診
記載なし
こころとからだ横浜クリニック
桜木町駅 徒歩5分
045-253-4976 予約サイト 9:00〜13:00/14:30〜19:00(最終受付18:30)
月・日・祝が休診
記載なし
ベスリTMS横浜醫院
桜木町駅 徒歩1分
045-232-4583 完全予約制
ウェブ・電話(受付10:30〜14:30/16:00〜20:00)
10:30〜14:30/16:00〜20:00
土曜は午前のみ、日曜10:30〜16:30
水曜が休診
記載なし
横浜呼吸器クリニック
横浜駅 徒歩4分
045-317-6005 完全予約制・電話のみ
土曜は初診予約を停止中
10:00〜12:30/15:00〜18:30
土曜9:00〜12:30/14:00〜15:30
木・日・祝が休診
記載なし

8院のうち、いびき・無呼吸を専門に診るのは横浜呼吸器クリニック1院です。残る7院は心療内科・精神科系で、不眠そのものを相談する先になります。

横浜のクリニックには「診ない」と書いている院がある

8院のうち、対応できない疾患を先に示していたのは1院だけでした。

あおぞらクリニックは対応可否を一覧表で載せている

横浜駅西口徒歩5分のあおぞらクリニックは、診療科目が心療内科・神経内科・精神科。不眠症のページに代表的な睡眠障害と当院での対応可否を一覧表で載せています。

不眠症は対応、概日リズム睡眠障害も対応、むずむず脚症候群は相談、睡眠時無呼吸症候群は呼吸器科を紹介、過眠症・ナルコレプシーは専門医療機関を紹介という内容です。受診してから「うちでは診られません」と言われる可能性を、受診前に潰せる書き方になっています。

治療は睡眠衛生指導、薬物療法、原因疾患の治療の3段階。薬物療法については、依存性が比較的少ない薬を中心に最小用量・最短期間での使用を心がけると明記しています。受診の目安として、眠れない状態が2週間以上続いている、市販の睡眠改善薬を試したが効かない、といった5項目を挙げています。

こころのクリニック横浜駅は治療法を挙げるが自院実施かは書いていない

医療法人ココヨコが運営し、横浜駅みなみ西口から徒歩1分、市営地下鉄の地下街出口9に直結しています。院長は石井竜也医師(精神保健指定医/日本医師会認定産業医)。

睡眠障害のページでは症状を10項目挙げており、脚のムズムズ、いびきの指摘、寝言、睡眠中の脚の痙攣まで含んでいます。治療については、睡眠時無呼吸症候群には経鼻的持続陽圧呼吸療法や口腔内装置、リズムの乱れには体内時計のリセットや中枢神経刺激薬、不眠症状には主に睡眠薬という記載です。

ただしそれぞれを自院で行うのか、他院に紹介するのかは明記されていません。いびきの指摘を主訴に受診を考えている場合は、事前に確認しておく必要があります。

ベスリTMS横浜醫院は薬以外の選択肢を前に出している

桜木町のベスリTMS横浜醫院は、睡眠外来と睡眠トレーニングを分けて案内しています。睡眠記録をもとに最短1.5か月程度で3回のカウンセリングを行うという枠組みで、起床時間、就寝時間、日中の活動、昼寝、ベッドでの過ごし方、就寝前の習慣、夜勤などの勤務形態を確認しながら進める内容です。

治療の選択肢として睡眠カウンセリング・睡眠トレーニング、生活習慣の見直し、漢方薬、鍼灸、必要に応じた睡眠薬を挙げており、TMS治療も扱っています。複数の女性医師・女性産業医が在籍し、診療時間表には女性医師の在院日が色分けで示されています。

同院のページは厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」と、米国睡眠医学会(AASM)が成人の慢性不眠症に対して不眠症認知行動療法(CBT-I)を強く推奨しているとする文献を引用しており、8院で最も出典が明示された解説になっています。

こころとからだ横浜クリニックは野毛の飲み屋街を前提に寝酒を戒めている

桜木町駅徒歩5分のこころとからだ横浜クリニックは、不眠症を入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害の4タイプに分けて解説しています。早朝覚醒については、加齢によるものであれば治療の必要がなく不眠症には分類しないが、うつ病を患っている人は併発していることが多くひとつの診断基準になる、と踏み込んで書いています。

概日リズム睡眠覚醒障害群、レム睡眠行動障害、むずむず脚症候群、睡眠時遊行症・睡眠時驚愕症についても薬物治療と睡眠指導を行うとしています。

立地に触れた記述もあります。野毛地域が夜の街で飲み屋街であることから、アルコールを眠剤代わりに使っている人が多いとして、寝酒をやめるよう強い調子で書いている点は、他院に見られないものです。

睡眠薬を使わない不眠治療が横浜では保険で受けられる

「できるだけ薬に頼りたくない」という希望は、不眠で受診を考える人に多いものです。横浜東口メンタルクリニックは、その選択肢を保険診療で用意しています。

横浜東口メンタルクリニックは治療用アプリMedcleを処方している

同院が処方しているのは、サスメド社が開発した不眠障害用アプリ「Medcle(メドクル)」です。厚生労働省が医療機器として承認し、保険適用を受けているデジタル治療で、内容は不眠症認知行動療法(CBT-I)にあたります。

アプリが毎日の睡眠記録をもとに、その人に合った就寝・起床のスケジュールを提示し、実行状況に応じて調整していく仕組みです。市販の睡眠アプリやスマートウォッチとの違いは、医師の診察と組み合わせて使う医療機器である点です。

9週間で3割負担なら約7,650円

プログラムは9週間。費用は24,100円で、3割負担なら自己負担の目安は約7,650円です(2割負担で約5,100円、1割負担で約2,550円。別途、初診料などがかかります)。通院は9週間で2〜4回。プログラムが終わるとアプリは使えなくなることまで、同院は公開しています。

うつ病や夜勤がある人、無呼吸の人は対象外

ただし誰でも使えるわけではありません。対象は、睡眠薬を常用していない、軽症〜中等症の不眠症の人です。同院は次の人を対象外としています。

  • うつ病・不安障害など、ほかの精神疾患がある人
  • 夜勤や交代勤務がある人
  • 睡眠時無呼吸症候群やむずむず脚症候群がある人
  • すでに睡眠薬を常用している人

同院のページにはアテネ不眠尺度(AIS)のセルフチェック表も掲載されており、受診前に自分の不眠がどの程度かを確認できます。目安として6〜15点程度が対象です。

即日・当日に初診を受けられる横浜の心療内科

8院のうち、当日の受診に対応していることを明示しているのは2院です。

よりそいメンタルクリニック(横浜駅西口 徒歩2分)は当日予約に対応し、本日の診療状況をトップページに表示しています。24時間のWEB予約とLINE予約があり、診断書は医師が必要と判断すれば初診当日に発行されます。初診は30分が目安で、1時間程度の余裕を見て来院するよう案内しています。なお薬だけの処方は受け付けていません。

こころのクリニック横浜駅も、当日の空き状況をサイトに表示しています。指定自立支援医療機関で、臨床心理士によるカウンセリングは自費で25分1,650円(税込)です。

また横浜こころとねむりのクリニックは、当日予約とは明記していませんが、休診日がなく24時間WEB予約に対応しているため、結果として受診までの日数が短くなります。診断書も最短即日発行としています。

夜間・日曜に診てもらえる横浜の睡眠外来

平日の夜に受けたいなら20時まで診る3院

  • 横浜こころとねむりのクリニック:毎日20:00まで
  • ベスリTMS横浜醫院:20:00まで(水曜休診)
  • こころのクリニック横浜駅:月曜のみ20:00まで

日曜に診ている横浜の心療内科は3院

日曜も診ているのは、横浜こころとねむりのクリニック(10:00〜14:00/15:30〜20:00)、ベスリTMS横浜醫院(10:30〜16:30)、よりそいメンタルクリニック(隔週)の3院です。

桜木町側で日曜に受けられるのはベスリTMS横浜醫院だけです。同院は完全予約制なので、日曜の受診を考えている場合は早めの予約が必要になります。

休診日が月・火・水・木に分かれている

8院のうち、横浜こころとねむりのクリニックは休診日がなく、土日祝も20時まで診療しています。仕事帰りや週末に受診できる体制としては、8院で最も条件が良い院です。

残る院の休診日は分散しています。あおぞらクリニックとこころとからだ横浜クリニックが月曜、こころのクリニック横浜駅が火曜、ベスリTMS横浜醫院が水曜、横浜呼吸器クリニックが木曜。週の前半に受診したい場合でも、休診日が重ならない組み合わせを選べます。横浜が、5施設すべて平日日中しか初診を受けられない秋田や、院名と診療範囲が一致していない仙台と違うのは、この選択肢の厚みです。

横浜呼吸器クリニックは土曜の初診予約を停止している

1点、注意が必要な院があります。横浜呼吸器クリニックは公式サイトで、土曜日は再診のため混雑しており、現在初診予約を停止していると案内しています。初診の方は月・火・水・金曜に予約するよう求められています。

また同院は完全予約制で、予約は診療時間内の電話のみ。Web予約はCPAP再診の方に限られます。土曜に初めて受診しようと考えている場合、この院は候補から外れます。

口コミや評判より、公式サイトのどこを見るか

口コミサイトの点数は、投稿数が少ないほど1件の影響が大きくなります。横浜の8院を読み比べた結果、受診前に確認しておくと差が出るのは次の3点でした。

年齢で受けられない院がある

  • 横浜こころとねむりのクリニック:18歳未満は治療を受けられない(高校在学中も不可。予約しても診察は受けられません)
  • こころのクリニック横浜駅:予約は18歳以上が対象
  • あおぞらクリニック:原則12歳以上

高校生以下の受診先を探している場合、横浜駅周辺ではあおぞらクリニックが候補になります。

転院を考えているなら紹介状の条件を先に見る

すでに別の医療機関にかかっている場合、紹介状が必要になることがあります。よりそいメンタルクリニックは、その条件を具体的に明記しています。

  • 別の精神科・心療内科に通院中の人は紹介状が必要
  • 直近6か月以内に他院の受診歴がある場合も必要
  • 精神科病院に入院歴がある場合は、最終受診が1年以上前でも必要

また同院は労災指定医療機関ではないため、労災申請は対象外です。転院や労災の相談を考えている場合、この情報を知らずに予約すると受診できないことになります。

費用は保険適用でも院によって差が出る

不眠症の診療は保険適用の対象です。そのうえで、院ごとに次の差があります。

  • 横浜こころとねむりのクリニック:初診時に心理検査が必要で約4,000円、血液検査2,000〜4,000円、診断書は約5,500円
  • こころのクリニック横浜駅:指定自立支援医療機関。カウンセリングは自費で25分1,650円
  • 横浜東口メンタルクリニック:治療用アプリMedcleは3割負担で約7,650円(9週間)

通院が続く場合は、自立支援医療(精神通院医療)の指定を受けている院かどうかも確認しておくと、自己負担が原則1割に軽減されます。

睡眠時無呼吸症候群を疑うなら横浜呼吸器クリニック

あおぞらクリニックが「呼吸器科を紹介」と書いているとおり、いびきや無呼吸は心療内科・精神科の守備範囲の外にあります。そもそも別の病気だからです。

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に気道が塞がって呼吸が止まる病気です。原因が体の構造にあるため、眠っている間の呼吸や酸素の状態を測る検査が診断に必要になります。在宅でできる簡易検査と、より詳しく調べるポリソムノグラフィー(PSG)があります。

一方の不眠症は、寝つけない、途中で目が覚める、朝早く目が覚める、眠った気がしないといった症状で、検査で数値が出る病気ではありません。生活習慣、ストレス、うつ病や不安障害などの精神疾患、内科の病気、服用中の薬など原因が幅広いため、問診で原因を絞り込む過程が診療の中心になります。

横浜呼吸器クリニックは8院で唯一の学会専門医療機関

横浜呼吸器クリニックは日本睡眠学会の専門医療機関に認定されています。2002年開業の睡眠医療専門クリニックで、日本睡眠学会認定専門医と内科専門医が診療にあたり、専門検査技師も複数名が在籍しています。院長によると1か月あたり約3,000名の症例に対応しています。

簡易検査から精密検査(PSG)、日中の眠気を測るMSLT(反復睡眠潜時検査)、CPAP治療まで自院で完結します。なお同院は不眠症、むずむず脚症候群、REM睡眠行動障害、ナルコレプシーの解説ページも持っており、無呼吸だけを扱う院ではありません。

家族からいびきや呼吸が止まっていることを指摘されたことがある、夜は寝ているつもりなのに日中に強い眠気がある、起床時に頭痛や口の渇きがある。こうした場合は、この院が横浜での適した入口になります。

寝つきの悪さだけなら残る7院から通いやすさで選ぶ

いびきの指摘がなく、日中の強い眠気もなく、寝つきの悪さや中途覚醒が主な悩みであれば、心療内科・精神科系の7院が候補になります。この場合の判断材料は、通える曜日と時間、そして薬をどう扱う方針かです。

「できるだけ薬を使いたくない」という希望があるなら、横浜東口メンタルクリニックの治療用アプリ、ベスリTMS横浜醫院の睡眠トレーニング・漢方・鍼灸、あおぞらクリニックの睡眠衛生指導の併用という3つの方向があります。

横浜に不眠症の「名医」はいるのか

「不眠症 横浜 名医」「睡眠外来 横浜 おすすめ」という探し方をする場合、日本睡眠学会の認定が判断材料になります。ただし一覧を実際に開くと、この基準には偏りがあることがわかります。

神奈川県の専門医療機関は5機関、すべて呼吸器・内科系

日本睡眠学会は、専門医・歯科専門医・専門検査技師・専門医療機関・登録医療機関といった認定制度を設けており、それぞれの一覧を公開しています。

専門医療機関の一覧(2025年7月1日現在)に掲載されているのは全国115機関で、神奈川県からは5機関です。横浜呼吸器クリニック、太田総合病院記念研究所附属診療所 太田睡眠科学センター、ゆき呼吸器内科クリニック、RESM新横浜 睡眠・呼吸メディカルケアクリニック、上大岡内科・呼吸器科クリニックの5つ。院名や診療科名に呼吸器・内科が入っているものが大半を占め、精神科・心療内科の診療所は含まれていません。

この一覧には認定区分があり、B型は睡眠時無呼吸症候群など睡眠呼吸障害の診断・治療のみを行う医療機関です。神奈川県ではA型が4機関、上大岡内科・呼吸器科クリニックがB型にあたります。

掲載機関の医師が、他地域のクリニック開設に関わることもあります。梅田には、この5機関のうち1つの医師の指導を受けて開院したと記載する内科クリニックがあり、いびきの自由診療について注意を促しています

認定を条件にすると寝つきの悩みから離れていく

学会の認定を条件に医療機関を探すと、結果として睡眠時無呼吸症候群を主に診る施設にたどり着きます。寝つきの悪さが悩みで受診したい場合、求めているものと違う可能性があります。

これは認定制度の性格によるもので、各院の診療の質を示すものではありません。認定資格の有無より、自分の症状がどのタイプか継続して通えるかの2点で絞るほうが、現実的な選び方になります。

学会認定の代わりになる基準は医師の資格

心療内科・精神科系の院を比べる場合、医師の資格が判断材料になります。今回確認した範囲では次のとおりです。

  • こころのクリニック横浜駅:院長が精神保健指定医、日本医師会認定産業医
  • ベスリTMS横浜醫院:複数の女性医師・女性産業医が在籍
  • 横浜こころとねむりのクリニック:精神科医に加え、公認心理師・臨床心理士が在籍
  • こころのクリニック横浜駅:臨床心理士によるカウンセリングを自費で提供

眠れない背景に職場のストレスがある場合、産業医の資格を併せ持つ医師のいる院は、職場との調整まで相談できます。

横浜まで通えないときに使えるオンライン診療と市販のロゼレムS

不眠症を診療科目に掲げるオンラインクリニックがある

通院そのものが負担になっている、平日も土日も時間が取れないという場合、オンライン診療という選択肢があります。不眠症・睡眠障害を診療科目に掲げているオンラインクリニックが複数あり、スマートフォンでの診察と薬の配送で完結します。

ただし、オンラインの初診では処方できない睡眠薬があります。マイスリーやデパスなどの向精神薬は、その院で対面診察を受けていない限り処方されません。不眠症のオンライン診療15院を比較して初診で出せる薬と出せない薬を調べた記事で、院ごとの違いを確認できます。

たとえばDMMオンラインクリニックでは、デエビゴやベルソムラなどのオレキシン受容体拮抗薬や、ラメルテオン(ロゼレムのジェネリック)を自由診療で処方していて、ラメルテオンは1か月分 税込4,400円です(診察料0円、配送料550円)。保険で処方を受けるより高くなります。なお、18歳未満・75歳以上の方と、精神科・心療内科を受診中の方は処方の対象外です。

また、いびきや無呼吸が疑われる場合は検査が必要になるため、オンラインだけでは完結しません。この場合は検査ができる医療機関の受診が前提になります。

市販のロゼレムSは一時的な寝つきの悪さに限られる

2026年7月28日、アリナミン製薬からロゼレムSが発売されました。医療用医薬品と同じ成分であるラメルテオンを8mg配合した市販薬で、市販薬としては初めての成分です。価格は7錠1,650円、14錠3,080円(いずれも税込・メーカー希望小売価格)。

ただし条件があります。

  • 効能は「一時的な不眠の寝つきが悪い」のみ。慢性的な不眠症には適応がない
  • 要指導医薬品のため、薬剤師の説明を受けて対面で購入する必要がある。インターネットでは購入できない
  • 店頭では陳列されておらず、薬剤師のいる時間帯でないと購入できない
  • 15歳未満は服用できない

数日眠れない日が続いている程度であれば市販薬で対応できる場面もありますが、1か月以上続く不眠は市販薬の守備範囲を超えています。市販薬を試して改善しない場合は、医療機関の受診に切り替えてください。

症状別 横浜のどの院に行けばいいか

ここまでの内容を、症状と条件から引ける形にまとめます。

  • いびきや無呼吸を指摘されているなら横浜呼吸器クリニック。ただし土曜は初診予約を停止中で、初診は月・火・水・金曜、予約は電話のみ
  • 今日中に受診したいならよりそいメンタルクリニック(当日予約OK)、こころのクリニック横浜駅(当日枠あり)
  • 土日しか時間が取れないなら横浜こころとねむりのクリニック。休診日がなく土日祝も20時まで。ただし18歳未満は受診できない
  • 日曜に受けたいなら横浜こころとねむりのクリニック、ベスリTMS横浜醫院、よりそいメンタルクリニック(隔週)
  • 睡眠薬を使いたくないなら横浜東口メンタルクリニックの治療用アプリMedcle(保険適用、9週間で3割負担約7,650円)。ただし睡眠薬を常用中の人、うつ病がある人、夜勤がある人は対象外
  • 受診してから断られたくないならあおぞらクリニック。対応できる疾患とできない疾患を一覧表で公開している
  • 寝酒が習慣になっているならこころとからだ横浜クリニック。野毛の立地を前提にアルコールと睡眠の関係を具体的に書いている
  • 他院から転院するなら紹介状の要否を先に確認する。よりそいメンタルクリニックは6か月以内の受診歴でも紹介状が必要
  • 高校生以下ならあおぞらクリニック(原則12歳以上)。横浜こころとねむりのクリニックとこころのクリニック横浜駅は18歳未満不可
  • 学会認定を条件にしない。神奈川県の専門医療機関5機関は呼吸器・内科系に偏っており、寝つきの悩みとは方向が違う
  • 通院が難しい場合はオンライン診療、数日程度の寝つきの悪さなら市販のロゼレムSという選択肢もある

本記事に掲載した診療時間・診療内容・費用は2026年9月時点で各院の公式サイトを確認したものです。変更されている場合があるため、受診前に必ず各院にご確認ください。

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