ファストドクターの口コミと評判 往診の請求額はいくらか、料金が高いと言われる内訳と問題点

※この記事は広告を含みます。掲載している料金は各院の公式サイトで確認したものです。

夜中に子どもが熱を出した、休日に動けないほど具合が悪い。そんなときに、医師が家まで来てくれるのがファストドクターの往診です。口コミを見ると「本当に助かった」という声が多い一方で、「思ったより高かった」「来てくれるはずが取り消された」という声も少なくありません。

公式の料金表を読むと、「高い」と感じる理由がはっきりします。大人が3割負担で往診を受けると、請求額のうち医師の診察や薬にかかるのは5,000円前後で、それより大きい6,960円〜10,860円が、システム利用料と、往診車両の手配やドライバーの仲介にかかる費用です。請求額の6割前後が、医療費ではない部分なのです。往診ではなくオンラインで保険の診察を受ける場合の費用の例は、ウチカラクリニックの口コミの記事で確かめられます。

この記事では、Google、みん評、公式サイトの口コミの件数と傾向を見たうえで、公式の料金表から請求額の内訳を分解し、「問題点は何か」「安全か」という疑問にも答えます。料金も口コミの件数も、見たのは2026年の10月15日です。

目次

ファストドクターの口コミと評判 Googleは3.9、みん評は2.80

出典 件数 平均
Googleのクチコミ 563件 3.9
みん評 35件 2.80
公式サイトに載せているクチコミ 4,140件以上 ―

同じサービスでも、口コミの場所によって平均に1点以上の差があります。公式サイトに集まるのは使って助かった人の声、みん評に集まるのは不満を書きたい人の声、という偏りがあるので、両方を読んで傾向をつかむのが現実的です。

良い評判は夜間・休日に家で診てもらえる安心感

良い評判の中心は、夜や休日、年末年始に、家から動かずに診てもらえたことです。具合の悪い子どもを連れて夜間の救急に行かずに済んだ、病院嫌いの子でもいつもの布団で診てもらえた、という声がアプリのレビューにも並んでいます。オンライン診療では、当日に予約できて翌日に薬が届いた、という評価もありました。

悪い口コミで多いのは、往診の取り消しと受付停止

みん評の35件のうち、1ページ目の10件をテーマごとに分けると次のとおりでした。

口コミのテーマ 件数
医師の対応や、診察が短いことへの不満 5
往診の取り消し、連絡が来ない、受付停止 2
診断書を出してもらえなかった 2
料金(高い、思ったより安いの両方) 2
薬局の案内や薬の受け取り 2
当日予約や翌日の配送が便利だった 2

複数の不満をまとめて書いている投稿もあるため、合計は10件を超えます。深夜1時ごろになって「今日は行けない」と連絡が来た、オンラインで受けようとしたのに連絡が来ないまま薬局が閉まった、という書き込みは、夜間の急な依頼に頼るサービスならではの不満です。

オンライン診療の短さと、診断書をめぐる不満

オンライン診療では、毎回ちがう医師が担当して診察が2分ほどで終わった、頼んでいた診断書が出なかった、という声がありました。心療内科で受けた人の不満も目立ちます。ファストドクターのオンライン診療は、内科と小児科に加えて精神科と心療内科も扱っているので、継続して同じ医師に診てもらいたい人とは相性が分かれます。

ファストドクターの請求額はいくらか 往診の料金表

検索では「ファストドクターの請求額はいくらですか?」「料金は高いですか?」がよく調べられています。公式の料金表に載っているのは往診の目安で、次のとおりです。

大人(3割負担)、子ども、70歳以上の請求額

受ける人 時間帯 請求額の目安
中学生まで ― 2,960〜6,860円
高校生以上 ― 6,960〜10,860円
大人(3割負担) 6時〜22時 11,730〜16,610円
大人(3割負担) 22時〜翌6時 13,160〜17,560円
70歳以上(1割負担) 6時〜22時 8,550〜12,810円
70歳以上(2割負担) 6時〜22時 10,140〜14,710円

中学生までは、表では診療費と処方料が0円で、払うのは交通費等だけです。高校生になると、そこにシステム利用料4,000円が加わります。

請求額の半分以上は診療費ではない システム利用料と交通費等の内訳

大人の通常の時間帯の請求額を、項目ごとに分けると次のようになります。

項目 金額 医療費かどうか
診療費 4,770〜5,450円程度 医療費(保険の3割)
処方料 0〜300円程度 医療費(保険の3割)
システム利用料 4,000円 医療費ではない
交通費 60〜960円 医療費ではない
往診車両の手配手数料 1,580〜3,380円 医療費ではない
ドライバーの仲介手数料 1,320〜2,520円 医療費ではない

医療費ではない部分を合わせると6,960〜10,860円になり、診療費と処方料の合計より大きくなります。交通費等の3つは医師が移動する距離や地域で変わり、企業や会員の番号を使うと最大960円安くなります。「高い」という口コミは、病院に行けば払わずに済む移動と手配の費用を、家に来てもらうために払っている、ということです。

深夜の加算と、2人目は無料になる条件

22時から翌朝6時までの深夜は、診療費が上がり、大人の3割負担で請求額は13,160〜17,560円になります。1回の往診で2人以上を診てもらうと、請求は1人分だけで、2人目からは無料です。ただし高校生以上が含まれる場合は、システム利用料4,000円がかかります。兄弟で同時に熱を出したときには、まとめて頼むほうが費用を抑えられます。

オンライン診療の料金は公式に目安がない

オンライン診療については、料金ページにもオンライン診療の案内ページにも、いくらかかるかの目安が見当たりませんでした(2026年10月15日に確認)。保険証や医療証は使えると書かれていて、診療前の相談でオンラインでは診られないと判断された場合は、診療費は請求されません。みん評には30分で3,000〜4,000円かかったという書き込みがありますが、利用者の書いた金額で、公式の目安ではありません。

ただし、自由診療のインフルエンザ予防投与は料金が公開されています。診察代5,650円、システム利用料330円、薬局での薬代3,000〜8,000円で、合計8,980〜13,980円前後です(2026年10月19日確認)。ほかのオンライン診療との総額の比較はインフルエンザの予防投与は自費でいくら?でまとめています。

ファストドクターの問題点 受付停止と待ち時間が起きる理由

「ファストドクターの問題点は何ですか?」も、よく調べられています。口コミの不満と公式の説明を合わせると、問題点は「頼めば必ず来てくれるわけではない」ことに集約されます。

救急往診は「緊急性が高い場合のみ」

公式サイトは、救急往診を「緊急性が高い場合のみご利用いただけます」としています。夜間や休日に看護師などが相談を受け、必要と判断したときに医師の往診を手配する流れです。口コミにある「受付が止まっていた」「深夜になって取り消された」という不満も、医師を手配できるかどうかがその時の状況で決まる、この仕組みから起きています。意識がない、呼吸が苦しいといった命に関わる症状のときは、往診を待たずに119番を使ってください。

往診ができる地域

地域 往診
北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉 対応
愛知、大阪、京都、兵庫、奈良 対応
上記以外 オンライン診療のみ(離島など医療機関がない地域は対象外)

往診の対象は10の都道府県で、どの地域でも全域に来てくれるとは限りません。夜間と休日のオンライン診療は全国が対象です。

ファストドクターは安全か 運営会社と診療の仕組み

「ファストドクターは安全ですか?」「怪しい?」と調べる人もいます。運営元と仕組みを確かめると、次のとおりです。

ファストドクター株式会社と提携医療機関

運営はファストドクター株式会社で、代表医師は菊池亮医師です。公式サイトによると、往診とオンライン診療の利用は2026年3月末で252万件です。オンライン診療は提携している医療機関の医師が行う形で、新宿ホームクリニックなどの名前が挙がっています。埼玉県の秩父地域では、市や医師会と組んで2025年7月から夜間のオンライン診療を担うなど、自治体との取り組みもあります。

実体のある会社と医療機関が運営していて、保険証が使える保険診療なので、仕組みとして怪しいものではありません。口コミの不満は、安全性よりも、来てもらえるかどうか、医師ごとの対応の差に集まっています。

支払い方法と後払いの手数料

支払いは、クレジットカードかNP後払いです。カードは診察を頼んだあとに登録し、診察が終わって料金が決まってからSMSの案内に沿って払います。NP後払いは、請求書が郵送で届いてから14日以内に、コンビニ、郵便局、銀行で払う方法で、手数料277円がかかります。

夜間・休日以外の受診先の選び方

ファストドクターが本領を発揮するのは、病院が開いていない時間に、保険で急な病気を診てもらう場面です。昼間に通える病院があるなら、交通費等やシステム利用料がかからないぶん、外来のほうが安く済みます。朝6時から夜24時まで保険でオンライン診療を受けられるクリニックもあり、患者目線のクリニックの記事で料金の仕組みを比べています。

保険で受ける急な病気と、自由診療の治療は窓口が違う

保険の対象外の治療、たとえば避妊目的のピル、緊急避妊薬、薄毛やEDの薬、やせるための薬は、夜中に往診を呼んで受けるものではありません。これらは、DMMオンラインクリニックなど、全額自己負担で診るオンラインのクリニックで受ける治療です。診察料は0円、配送料は全国一律550円で、受診の手順はDMMオンラインクリニックの使い方の記事にまとめています。

まとめ ファストドクターを呼ぶ前に確かめたいこと

ファストドクターの口コミと評判は、夜間に家で診てもらえる安心感と、料金や取り消しへの不満に分かれます。公式の料金表から分かったのは、大人の往診の請求額の6割前後が、システム利用料と往診の手配にかかる費用だということでした。

  1. 命に関わる症状なら119番。往診は緊急性が高い場合に限られ、取り消されることもある
  2. 大人の往診は3割負担で1万2千円〜1万7千円ほど。半分以上は医療費ではない
  3. 兄弟が同時に具合が悪いなら、まとめて頼めば2人目は無料
  4. 昼間に通える病院があるなら、そのほうが安い

参照した情報

料金、支払い方法、対応地域、運営会社は公式サイトから、口コミの件数と平均はGoogleとみん評から、それぞれ10月15日(2026年)に写しました。料金は見直されることがあるため、往診を頼む前に公式の料金表を開いて確かめてください。

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