板橋区の禁煙外来|令和8年6月に始まった治療費助成と区が公表する36院の全リスト【2026年最新】

板橋区で禁煙外来を考えている人に、まず伝えたい新しい情報があります。板橋区は令和8年6月1日から、禁煙外来の治療費助成を開始しました。始まったばかりの制度なので、まだ知らない区民が多いはずです。

しかも板橋区の助成は上限が2段階になっています。世帯に妊婦や18歳未満の未成年がいる場合は上限2万円、それ以外の場合は上限1万円。区は保険適用の標準的な治療費を約1万3千円から2万円としているので、妊婦や未成年と同居していれば実質負担がほぼゼロになる計算です。

さらに板橋区には、他区にはない実務上の利点があります。多くの区は「治療開始前」の登録を絶対条件にしていますが、板橋区は2回目の受診前までなら登録できます。すでに1回目を受けてしまった人でも間に合う設計です。

Weblioケア編集部では、2026年7月22日時点で板橋区の助成制度と区が公表する禁煙外来リスト36院を確認し、申請の手順と医療機関の選び方を整理しました。

目次

板橋区の禁煙外来治療費助成|令和8年6月開始、上限は2段階

板橋区禁煙外来治療費助成制度は、令和8年6月1日に始まったばかりの制度です。健康保険が適用される禁煙外来治療費と、医師の処方に基づいて購入した薬剤購入費の自己負担分が助成されます。

助成額は世帯構成で変わる

区分 助成上限
世帯に妊婦や18歳未満の未成年がいる方 2万円
上記以外の方 1万円

上限金額に満たない場合は、その額が助成されます。区は保険適用による標準的な治療(8週〜12週で5回の受診)の費用を約1万3千円から2万円としています。妊婦や未成年と同居している世帯なら、治療費のほぼ全額がカバーされることになります。

なお生活保護や他の補助制度(ひとり親家庭等医療費助成など)を受けていて医療費が無償の方は対象外です。

登録の対象者

次の4つすべてに当てはまる方が登録できます。

  • 禁煙を希望する20歳以上で、板橋区に住民票がある
  • 健康保険で禁煙治療を受けることができる
  • 禁煙治療の開始前、もしくは2回目の治療前である
  • 同一年度内に登録がない

2回目の受診前まで登録できるのが板橋区の特徴

他の区の助成制度は「治療開始前」の登録が絶対条件で、1回でも受診してしまうと対象外になります。江戸川区も足立区もこの方式です。

これに対して板橋区は「原則、登録後に治療開始ですが、2回目の受診前までなら登録できます」としています。禁煙外来の2回目は初回から2週間後なので、受診してから助成の存在を知っても、2週間以内なら間に合うということです。取りこぼしを減らす設計になっています。

また区は、登録決定通知書が手元に届く前でも受診してよいと明記しています。通知の到着まで概ね1〜2か月かかるためで、通知待ちで治療開始が遅れることを避ける配慮です。ただし対象者に該当するかは自分で再度確認したうえで受診するよう求めています。

助成を受ける流れ

  1. 登録:治療開始前に、登録申請書を区へ提出するか申込みフォームから申込みます。区の審査後、登録決定通知書が届きます(到着まで概ね1〜2か月)。不備がある場合や対象外の場合は概ね1週間程度で電話等で連絡があります
  2. 治療開始:登録後、医療機関で治療を開始します
  3. 請求登録期間内(6か月)にすべての治療を終えて、助成金交付申請書類を揃えて郵送または窓口で提出します
  4. 交付:区の審査後、交付決定通知が届き、指定の口座に振り込まれます(請求からおおむね2か月程度)

登録期間は登録申請日から6か月後の末日までで、この期間内に治療を完了する必要があります。標準的な治療は12週間なので余裕はありますが、交付請求までを6か月に収める必要があります。

交付を受けるための条件

  • 交付請求時に板橋区に住民票がある
  • 禁煙外来の治療を5回以上受診し、治療が完了した
  • 今まで交付を受けたことがない
  • 登録期間内(6か月)に、交付申請書兼請求書と治療費・処方薬剤費の領収書と明細書(原本)を提出できる

区は「治療を完了しなかった場合は、対象外です」と明記しています。5回の通院を最後までやりきることが助成の条件です。

申請書類は必ず原本で、消せるボールペンや鉛筆での記入は不可。修正液・修正テープも使えません。申請者氏名と口座名義人名、領収書のあて名が同一でないと支払いができないという注意もあります。問い合わせは健康生きがい部健康推進課健康づくり・女性保健係(電話 03-3579-2727)です。

板橋区は区独自の「禁煙外来リスト」を公表している

板橋区は、東京都の医療機関一覧とは別に「板橋区禁煙外来リスト」を作成し、区内36院を公表しています(2026年3月現在)。

掲載了承を得た医療機関だけを載せている

このリストの特徴は掲載方針にあります。区は「了承の得られた医療機関のみ掲載しています」と明記しています。つまり各院に確認を取ったうえで載せているリストだということです。

東京都が公表する「ニコチン依存症治療に保険が適用される医療機関一覧」では、板橋区は53施設が届出をしています。区リストの36院との差は、この掲載了承の有無によるものと考えられます。

実際、編集部が確認した成増の多比良医院は公式サイトに「ただいま禁煙外来はお休みしております」と記載されており、区リストの36院には含まれていませんでした。区リストのほうが実際に受診できる医療機関に近い可能性があります。

ただし区も事前確認を求めている

とはいえ区リストも万能ではありません。区は同じ資料で「禁煙治療薬の在庫状況などの事情もありますので、受診前に必ず電話や各医療機関のホームページ等でご確認ください」と注意を促しています。

板橋区の公式ページにも、「禁煙治療薬(チャンピックス)は出荷停止していましたが、令和7年10月末に出荷再開しました。医療機関でも順次取り扱いが再開する見込みですが、現在の診療状況や禁煙治療薬の取り扱い状況は、受診を希望する医療機関に直接お問い合わせください」との記載があります。

オンライン診療が可能な医療機関もある

区リストには「予約が必要な場合やオンライン診療が可能な医療機関もあります」と書かれています。あわせて「2020年からは、オンライン診療や加熱式たばこ使用者の禁煙治療も保険適用となりました」とも明記されています。

ただしどの院がオンライン診療に対応しているかは、リスト上では個別に示されていません。希望する場合は各院への確認が必要です。なお保険診療のオンライン化には制度上の制約があり、初回と最終回は対面が必要です。

板橋区が公表する禁煙外来36院の一覧

板橋区「板橋区禁煙外来リスト」(2026年3月現在)に掲載されている全36院です。掲載了承の得られた医療機関のみが載っています。

末尾の3院は原則として紹介予約が必要な病院です。かかりつけ医がいる方は、禁煙治療を始める前にかかりつけ医師に相談することを区が勧めています。

No 医療機関名 所在地(板橋区) 電話番号
1 野村医院 板橋2-65-10-201 03-3964-8544
2 いたばし・ハートクリニック 板橋1-21-7 聖楽ビル1F 03-5248-0880
3 岡部医院 板橋3-37-1 03-3961-0416
4 平沼クリニック 板橋2-16-6 03-6784-1190
5 あらい内科クリニック板橋仲宿 仲宿64-1 キーフェルン1F 03-6909-6909
6 東京シティクリニック大山 大山町9-6 大山EMPビル2F 03-3955-2200
7 大山東方クリニック 大山東町60-9 03-3964-1830
8 小川医院 大山金井町16-8 03-3955-8220
9 耳鼻咽喉科大山中丸クリニック 中丸町51-10 ブルックス中丸ビル1F 03-3958-3387
10 つくしんぼ診療所 大山西町70-10 1F 03-3972-1165
11 こうなんクリニック 幸町23-7 コモディイイダ幸町店別館1F 03-5917-3900
12 たにもとクリニック 向原3-10-15 向原ビューハイツ102 03-3530-8327
13 林クリニック 小茂根4-28-14 03-3956-2090
14 ねづクリニック 東坂下2-3-6 03-5914-0236
15 志村坂クリニック 東坂下1-9-5 03-3966-6720
16 いわた医院 坂下1-35-17 03-3965-5070
17 はすね駅西口内科 蓮根2-31-3 内田・萩原共同ビル2F 03-5918-7517
18 藤田医院 泉町23-8 1F 03-3960-2822
19 小豆沢整形外科 小豆沢2-36-13 マツエクリニックビル6F 03-5916-4970
20 板橋中央総合病院 小豆沢2-12-7 03-3967-1181
21 おおやまクリニック 西台4-5-8 サン・キャッスル西台1F 03-5921-0560
22 つづきクリニック 前野町4-13-13 03-3960-0407
23 服部医院 常盤台1-7-17 03-3960-5001
24 今本クリニック 常盤台1-19-13 03-3966-9866
25 飯沼病院 常盤台2-33-15 03-3960-0091
26 あのね、クリニック上板橋 常盤台4-30-9 1F 03-5922-1271
27 内田診療所 高島平2-26-2-112 03-3936-8790
28 宮田医院 高島平8-12-9 03-3559-8480
29 宮田クリニック 徳丸3-1-13 03-3559-8660
30 ゆう徳丸内科皮膚科 徳丸4-10-6 03-6909-7570
31 やの内科・小児科クリニック 赤塚新町3-19-5 03-3930-2277
32 小林病院 成増3-10-8 03-3930-7077
33 安田病院 成増1-13-9 03-3939-0101
34 帝京大学医学部附属病院
要紹介・要予約
加賀2-11-1 03-3964-1498
35 日本大学医学部附属板橋病院
要紹介・要予約
大谷口上町30-1 03-3972-8111
36 東京都立豊島病院
要紹介・要予約
栄町33-1 03-5375-5489(予約専用)

出典:板橋区「板橋区禁煙外来リスト」(2026年3月現在)。掲載了承の得られた医療機関のみを掲載しているため、東京都が公表する保険適用医療機関一覧(板橋区53施設)とは数が異なります。

板橋区の禁煙外来 各院の詳細|公式サイトで確認できた3院

いたばし・ハートクリニック|費用を「タバコ40箱分」で示す

板橋一丁目の聖楽ビル1階にある、内科・循環器内科・リハビリテーション科(心臓リハビリ)のクリニックです。JR板橋駅から徒歩2分。区リストのNo.2に掲載されています。

禁煙外来のページでは、治療は12週間、通院は計5回で、自己負担額は3割負担の場合18,000円前後と明示しています。特徴的なのは、この金額に「タバコ40箱分」という換算を添えている点です。12週間吸い続けた場合の本数と比べることで、治療費が割高ではないことを直感的に示しています。

保険適用の要件は5項目で示されています。タバコ依存度スクリーニングテストで5点以上、35歳以上は1日の平均喫煙本数×喫煙年数が200以上、ただちに禁煙することを希望している、禁煙治療を受けることに文書で同意している、初めて禁煙治療を受けるか前回の禁煙外来初回日から1年以上経過している、の5つです。

初回は喫煙状況やニコチン依存度、禁煙の関心度などをチェックし、呼気中一酸化炭素濃度などを検査したうえで、病状に合わせた治療方法の説明を受ける流れです。

助成の上限が1万円の方の場合、自己負担18,000円のうち1万円が戻る計算になります。妊婦や18歳未満の未成年と同居している方なら上限2万円なので、ほぼ全額がカバーされます。

はすね駅西口内科|「現在使用可能な禁煙補助薬は貼り薬のみ」の記載

蓮根二丁目にある内科・循環器内科のクリニックで、都営三田線の蓮根駅前すぐという立地です。区リストのNo.17に掲載されています。

禁煙外来を「3か月間タバコをやめて、ニコチン中毒から頭を解放する治療」と位置づけ、健康保険適用のある禁煙補助薬による治療を行っていると案内しています。タバコをやめられない「ニコチン依存症」は病気であり、依存から離脱するには禁煙補助薬の助けが必要な場合がある、という説明です。

ただし注意が必要な記載があります。「現在使用可能な禁煙補助薬は貼り薬のみとなっております。服薬期間は約2ヶ月」という一文です。これはチャンピックス(飲み薬)の出荷停止期間中の状況を反映したものと考えられますが、チャンピックスは2025年10月末に出荷が再開されています。飲み薬を希望する場合は、現在の取り扱い状況を電話で確認してください。

多比良医院|休止中、ただし料金は明示

成増四丁目にあるクリニックで、東武東上線の成増駅北口から徒歩7分です。休診は木曜午後・土曜午後・日曜・祝日。

禁煙外来のページには「※ただいま禁煙外来はお休みしております※」と記載されています。この院は区リストの36院には含まれていません。区が掲載了承を得た医療機関のみを載せているため、休止中の院はリストに載らないという運用が機能していることになります。

料金については3か月で12,000円〜17,000円程度と明示されており、区が示す目安(1万3千円〜2万円)とも整合します。禁煙外来は午後3時から5時の午後外来で診察するという枠も示されています。保険適用の要件は、ニコチン依存症を診断するテストで5点以上、1日の平均喫煙本数×喫煙年数が200以上、1か月以内に禁煙を始めたいと思っている、禁煙治療を受けることに文書で同意している、の4項目です。

再開すれば有力な選択肢になりますが、現時点では区リストに載っている36院から選ぶのが確実です。

板橋区の禁煙外来の費用|助成を使った場合の実質負担

区は保険適用による標準的な治療(8週〜12週で5回の受診)の費用を約1万3千円から2万円としています。いたばし・ハートクリニックの18,000円前後、多比良医院の12,000〜17,000円という記載も、この範囲に収まります。

区分 自己負担(保険3割) 助成上限 実質負担の目安
妊婦や18歳未満の未成年と同居 13,000〜20,000円 20,000円 0円前後
それ以外 13,000〜20,000円 10,000円 3,000〜10,000円

同じ12週間タバコを吸い続けた場合の費用は、1箱600円を1日1箱として約54,000円です。助成を使えば、どちらの区分でもタバコ代を大きく下回ります。禁煙外来の費用の考え方は、禁煙外来の料金・費用の記事で保険と自費を横断して整理しています。

板橋区の禁煙外来で保険適用を受ける条件

区の資料では、次の3項目すべてに該当する場合に保険が適用されるとしています。

  • ニコチン依存症に係るスクリーニングテストでニコチン依存症と診断された方(10点中5点以上)
  • 35歳以上の場合、ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上である方
  • ただちに禁煙することを希望している方であって、「禁煙治療のための評価手順書」に則った禁煙治療について説明を受け、当該治療を受けることを文書により同意された方

保険診療の要件を満たさない場合は、自由診療で禁煙治療を受けることができますと区も案内しています。ただし助成の対象は健康保険が適用される治療なので、自由診療を選んだ場合は助成の対象外です。

また区は「2020年からは、オンライン診療や加熱式たばこ使用者の禁煙治療も保険適用となりました」と明記しています。紙巻きたばこから加熱式に切り替えている人も対象になります。

板橋区の禁煙外来の治療スケジュール

区が示す標準的な禁煙治療のスケジュールは、12週間にわたり合計5回の診察です。

タイミング 前回からの間隔
1回目 初回診療
2回目 2週間後 2週
3回目 4週間後 2週
4回目 8週間後 4週
5回目 12週間後 4週

助成の登録は2回目の受診前まで可能なので、初回から2週間が実質的な猶予期間になります。禁煙補助薬について区は、飲み薬とニコチンパッチが禁煙後の離脱症状をおさえ、より楽により確実に禁煙を助けてくれると説明しています。市販の禁煙補助薬との違いは市販の禁煙補助薬と処方薬の比較記事で解説しています。

板橋区で禁煙の相談ができる健康福祉センター

医療機関を受診する前に相談したい場合、区内5か所の健康福祉センターで禁煙外来の紹介や禁煙のアドバイスを受けられます。受付は月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)の午前8時30分から午後5時までです。

センター 所在地(板橋区) 電話番号
板橋健康福祉センター 大山東町32-15 03-3579-2333
上板橋健康福祉センター 桜川3-18-6 03-3937-1041
赤塚健康福祉センター 赤塚1-10-13 03-3979-0511
志村健康福祉センター 蓮根2-5-5 03-3969-3836
高島平健康福祉センター 高島平3-13-28 03-3938-8621

板橋区で通院が難しい場合の選択肢|禁煙外来のオンライン診療という方法

板橋区は助成制度が始まったばかりで、保険の条件を満たす区民なら区内の医療機関で保険診療を受けるのが費用面で最も有利です。妊婦や未成年と同居していれば実質負担がほぼゼロになります。この点は正直にお伝えしておきます。

オンライン診療が選択肢になるのはどんな場合か

ただし次のようなケースでは前提が変わります。

  • 保険適用の条件を満たさない(TDSが5点未満、35歳以上でブリンクマン指数が200未満など)
  • 前回の禁煙治療から1年が経っていない
  • すでに助成の交付を受けている(今まで交付を受けたことがないことが条件)
  • 板橋区に住民票がない
  • 12週間で5回の通院枠を確保できない

これらの場合は自由診療になり、区の助成も使えません。比較すべき相手が保険診療ではなく自由診療どうしになります。初診からオンラインで完結する自費のクリニックは、薬代でおおむね36,000円〜44,000円、診察料と送料を含めても36,000円〜46,000円程度です。通院そのものが不要になるため、5回の受診枠を確保できない人にとっては完走率の面でも有利に働きます。

ただしオンライン診療にも、薬が届くまでの待ち時間や対面での呼気一酸化炭素濃度測定ができないといった制約があります。判断材料は禁煙外来のオンライン診療おすすめ比較で自費4院・保険12院を横並びにしています。デメリット面はオンライン診療のデメリット解説、利用者の声は口コミ・評判のまとめをご覧ください。

板橋区の禁煙外来に関するよくある質問

板橋区の禁煙外来の助成はいくらもらえますか

世帯に妊婦や18歳未満の未成年がいる方は上限2万円、それ以外の方は上限1万円です。上限金額に満たない場合はその額が助成されます。令和8年6月1日に始まった制度です。

すでに1回目の受診をしてしまいましたが助成は受けられますか

受けられる可能性があります。板橋区は「原則、登録後に治療開始ですが、2回目の受診前までなら登録できます」としています。禁煙外来の2回目は初回から2週間後なので、その前に登録すれば間に合います。他区の多くは治療開始前の登録が絶対条件なので、板橋区は救済的な設計です。

登録決定通知書が届く前に受診してもいいですか

構いません。区は「登録決定通知書がお手元に届く前でも受診していただいて構いません」と明記しています。通知の到着まで概ね1〜2か月かかるためです。ただし対象者に該当するかを自分で再度確認したうえで受診するよう求められています。

板橋区の禁煙外来はどこで受けられますか

区が「板橋区禁煙外来リスト」として36院を公表しています(2026年3月現在)。掲載了承の得られた医療機関のみが載っているリストです。本記事に全36院を掲載しています。東京都が公表する保険適用の医療機関一覧では板橋区は53施設ですが、区リストのほうが実際に受診できる院に近いと考えられます。

途中で治療をやめてしまったら助成はどうなりますか

対象外になります。区は「治療を完了しなかった場合は、対象外です」と明記しており、交付の条件として禁煙外来の治療を5回以上受診し治療が完了したことを挙げています。加えて保険診療も中断となり、再び保険で受けるには初回診察日から1年以上の経過が必要です。

飲み薬(チャンピックス)は処方してもらえますか

チャンピックスは令和7年10月末に出荷が再開されています。ただし区は「医療機関でも順次取り扱いが再開する見込みですが、現在の診療状況や禁煙治療薬の取り扱い状況は、受診を希望する医療機関に直接お問い合わせください」と案内しています。実際、はすね駅西口内科の公式サイトには「現在使用可能な禁煙補助薬は貼り薬のみ」という記載が残っています。受診前の電話確認をおすすめします。

生活保護を受けていても助成の対象になりますか

対象外です。区は生活保護や他の補助制度(ひとり親家庭等医療費助成など)を受け、医療費が無償の方は対象外と明記しています。

まとめ|板橋区で禁煙外来を受けるなら

板橋区は令和8年6月に助成が始まったばかりで、制度としては新しい部類に入ります。押さえるべき点を整理します。

  • 助成上限は世帯構成で変わる。妊婦や18歳未満の未成年と同居していれば2万円、それ以外は1万円
  • 2回目の受診前までなら登録できる。すでに1回目を受けた人も2週間以内なら間に合う
  • 登録決定通知を待たずに受診してよい。通知は1〜2か月かかる
  • 区リスト36院から選ぶ。掲載了承ベースなので実態に近い
  • 受診前に電話で薬の取り扱い状況を確認する
  • 領収書と明細書の原本を保管する。交付申請で必要
  • 登録期間6か月以内に治療を完了し、請求まで済ませる

費用を公式に開示しているのは、いたばし・ハートクリニック(12週5回で18,000円前後)です。JR板橋駅から徒歩2分という立地は、12週5回の通院を続けるうえで有利に働きます。

そして最も重要なのは、12週間で5回の通院を完走できるかどうかです。板橋区の助成は治療完了が条件なので、途中で中断すると保険での再挑戦が1年後になるうえ、助成も受けられません。生活リズムのなかで5回分の受診枠を確保できるかを先に確認してください。通院の継続に不安がある場合は、オンライン診療という選択肢も含めて検討する価値があります。

掲載情報の更新・修正のご依頼について

本記事の掲載内容は、板橋区および東京都保健医療局が公表する資料、ならびに各医療機関の公式サイトにもとづき、2026年7月22日時点で編集部が作成しています。助成制度の内容や区の禁煙外来リストは変更される場合があります。助成の詳細は必ず板橋区の公式ページでご確認ください。

掲載医療機関のご担当者様で、記載内容の修正・追記・削除をご希望の場合は、Weblioケア編集部までご連絡ください。確認のうえ速やかに対応いたします。詳細な院紹介への掲載をご希望の場合も受け付けております。

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