中央みなとクリニックの禁煙外来を公式サイトで確認した 保険3割で8,000〜10,000円と中央区の助成【2026年最新】

中央みなとクリニック(医療法人社団中央みなと会・東京都中央区明石町 聖路加タワー2F)の禁煙外来について、Weblioケア編集部が公式サイトを2026年9月2日に確認しました。

結論を先に書きます。保険3割負担で12週間8,000円〜10,000円。対面とオンラインを選択でき、中央区の禁煙外来医療費助成の対象です。保険の禁煙外来としては金額が低めに提示されています。

あわせて、公式サイトの記載を読むうえで注意したい点が2つありました。保険適用条件の記載が4項目にとどまっていることと、禁煙補助薬の併用について電子添文と表現が異なることです。順に説明します。

目次

費用は8,000円〜10,000円

項目 公式サイトの記載
保険適用(3割負担の方) 8,000円〜10,000円
注記 医師の判断により金額が前後します
期間 保険適用は禁煙外来開始から12週間
オンラインの場合 お薬の送料などの実費負担が発生する場合があります

ほかの保険禁煙外来では13,000円〜20,000円と案内されることが多いので、低めの提示です。この差がどこから来るのか、点数と薬価から逆算してみます。

内訳(3割負担) 金額
診察側(5回・全対面) 5,391円
診察側(2〜4回目をオンライン) 4,446円
チャンピックス12週分の薬剤費 約6,544円
ニコチネルTTS8週分の薬剤費 約2,945円

診察側とチャンピックスを合わせると約11,935円で、公式の上限10,000円を超えます。一方、診察側とニコチンパッチの組み合わせなら約8,336円で、公式の提示額とほぼ重なります。

公式は「医師の判断により金額が前後します」としているので、処方内容によって幅が出る前提です。チャンピックスを希望する場合、提示額より高くなる可能性があります。計算の内訳は禁煙外来オンライン診療の料金で示しています。

中央区の医療費助成がある

公式サイトには、中央区が『禁煙外来医療費助成』を行っている旨と、区の案内ページへのリンクが掲載されています。条件を満たせば自己負担をさらに抑えられます。金額や申請の順序は区の制度によるので、受診前に確認しておくと確実です。

保険適用の条件は4項目しか書かれていない

ここは読者に実害が出うる部分なので、はっきり書きます。

公式サイトに掲載されている保険適用の条件は次の4項目です。

  1. タバコ依存症に係るスクリーニングテストでニコチン依存症と診断されること
  2. 【1日の喫煙本数×喫煙年数】が200以上であること
  3. 直ちに禁煙する意思があること
  4. 禁煙治療を受けることに文書で同意すること

この記載だと、1日10本を10年吸っている30歳の人(喫煙指数100)は、対象外だと判断してしまいます。しかし実際には対象です。

診療報酬点数表では、喫煙指数200以上という要件は「35歳以上の者について」と限定されています。35歳未満には本数と年数の要件がありません。国立がん研究センターも、35歳未満は喫煙本数や喫煙年数に関わらず治療を受けられると明記しています。

また、公式サイトには「初回算定日から1年を超えた日でなければ再算定できない」という条件も記載されていません。過去1年以内に保険で禁煙治療を始めた人は、今回は自費になります。

いずれも公式サイトの案内が誤っているというより、記載が簡略化されているということです。ただし35歳未満の人が諦めてしまう可能性がある省略なので、この記事では補っておきます。要件の全体像は禁煙の方法は自力と市販薬と禁煙外来の3つで整理しています。

依存度チェックは保険判定用ではない

公式サイトには、10項目の依存度チェックが掲載されています。設問の内容は、ニコチン依存症スクリーニングテスト(TDS)と同じものです。

ただし採点区分が独自です。

チェックの数 公式サイトの判定
0〜3個 ニコチン依存度が低いライトスモーカー
4〜6個 ニコチン依存度が普通のミドルスモーカー
7〜10個 ニコチン依存度が高いヘビースモーカー

そして「禁煙治療に保険が適用されるかどうかのチェックではありません」と明記されています。

ここは他院と読み比べると差が見えます。同じ10問を掲載している聖隷予防検診センターは「合計5点以上で保険適応となります」と書いており、保険判定のツールとして提示しています。同じ設問でも、掲載する医療機関によって位置づけが違います。

中央みなとの区分は、依存度の程度を自己把握するためのものです。4個以上なら市販薬では足りない可能性があるという判断材料には使えます。市販薬との比較は市販の禁煙補助薬はどれがいいで扱っています。

受診時に確認したい点

公式サイトの禁煙外来再開のお知らせに、次の記載があります。

チャンピックス内服治療と、ニコチンパッチ(シール)による補助療法を併用しながら、無理なく禁煙できるようサポートする。

一方、チャンピックスの電子添文7.1には、本剤は原則として他の禁煙補助薬と併用しないことと記載されています。理由として、有効性は単剤投与で確認されており、経皮吸収ニコチン製剤との併用時に副作用発現率の上昇が認められていることが挙げられています。

症状 ニコチン製剤単独(17例) 併用(22例)
嘔気 41.2% 63.6%
頭痛 23.5% 50.0%
嘔吐 11.8% 31.8%

公式サイトの「併用」が、同時に使うことを指すのか、治療の過程で使い分けることを指すのかは、記載からは判断できません。実際の処方が電子添文に反することを意味するとは限りません。

ただ、どちらの薬をどう使うのかは、初回の診察で確認しておく価値があります。薬の違いはチャンピックスとニコチネルTTSの違いで扱っています。

チャンピックス再開を反映している

公式サイトは、チャンピックスの販売中止と再開に触れたうえで禁煙外来の再開を告知しています。供給停止の期間に禁煙外来を止め、再開に合わせて戻したという経緯がわかる書き方です。

禁煙外来を掲げている医療機関のなかには、供給停止期間中の記述が残ったままのところもあります。情報が更新されている点は、実務として信頼できる材料になります。

診療の基本情報

項目 内容
所在地 東京都中央区明石町8-1 聖路加タワー2F
受付時間 午前8:30〜12:30/午後13:30〜17:30
診療日 月曜日〜土曜日
休診日 日曜日・祭日・年末年始
外来の予約・問い合わせ 03-5565-9955
受診形式 対面診療とオンライン診療を選択可(詳細は要相談)

どの回をオンラインにできるかは、公式サイトに記載がありません。「ご相談ください」とあるので、初回に確認が必要です。保険の枠組みでは、2〜4回目をオンラインにでき、初回と最終回は対面が原則です。

また、加熱式タバコ・電子タバコの使用者も対象で、紙巻きタバコから加熱式や電子タバコに切り替えることは禁煙にはならないと明記されています。

向いている人

  • 築地・明石町・新富町・月島エリアで保険適用の禁煙外来を探している人
  • 中央区の医療費助成を使いたい人
  • 土曜日にも受診したい人

一方、エリアが合わない人や、どの回をオンラインにできるかを事前に確定させたい人には、別の選択肢のほうが向きます。他院との比較は禁煙外来のオンライン診療おすすめ比較16院にまとめました。

よくある質問

費用はいくらですか

公式サイトは保険3割負担で8,000円〜10,000円としています。医師の判断で前後し、オンラインの場合は送料などの実費がかかることがあります。

35歳未満でも保険は使えますか

使えます。公式サイトには喫煙指数200以上とだけ書かれていますが、診療報酬上この要件は35歳以上に限られます。

オンラインだけで受けられますか

対面とオンラインを選択できると記載されていますが、どの回をオンラインにできるかは公式に記載がありません。受診時にご相談ください。

依存度チェックで保険適用がわかりますか

わかりません。公式サイトに「保険が適用されるかどうかのチェックではありません」と明記されています。

どんな薬を使いますか

公式サイトはチャンピックス内服治療とニコチンパッチによる補助療法を併用すると記載しています。具体的な使い方は受診時にご確認ください。

加熱式タバコでも受けられますか

受けられます。公式サイトに対象と明記されています。

参照した情報

この記事は2026年9月2日時点の公式サイトの記載に基づいています。料金・診療体制・オンライン対応の範囲は変更される可能性があるため、受診前に必ず公式サイトまたは医療機関へご確認ください。当編集部は当該医療機関と資本関係・提携関係にありません。

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